御在所藤内沢前尾根 2026/7/12

天候:曇り晴れ  参加者:4名

2026年7月12日、会員4名で、かねてから計画していた御在所岳前尾根を登攀した。

当日は薄曇りで、気温も高すぎず、岩も乾いており、登攀には絶好のコンディションであった。午前8時にはテスト岩・P7の取り付きに到着すると、すでに先行パーティーが登攀を開始していた。

私はこれまで何度も前尾根を登ってきたが、リードを担当するのは今回が初めてである。準備を整え、いよいよ登攀開始。出だしのクラックにキャメロットをセットし、一手一手を確かめるように慎重に登る。無事に終了点へ到着したときは、まずは大きな安堵感に包まれた。同時に、これまで登ってきた前尾根の記憶が徐々によみがえり、緊張も少しずつ和らいでいった。

その後も難しい場面や緊張を強いられる箇所が続いたが、落ち着いてリードを続けることができた。途中、先行パーティーの待ち時間もあったが、こちらとしては呼吸を整えたりルートを確認したりする時間となり、結果的には好都合であった。

午後1時30分頃にはP3のやぐらに到着。核心部ともいえるやぐらも、慎重にルートを見極めながら登り切り、最後までリードの役目を果たすことができた。

今回の登攀では、支点構築やルートファインディング、ロープ操作など、今後の課題も多く見つかった。しかし、それ以上に得るものの多い、非常に貴重な経験となった。この経験は、一週間後に予定している大同心登攀への大きな自信となり、良い弾みをつける一日となった。